皆さんこんにちは。

はやの歯科クリニックです。

乳歯はいずれ永久歯に生え変わるからといって軽視してはいけません。

乳歯がむし歯になったりするなど、大きな異常が生じることで、永久歯の発育・成長まで邪魔されることがあるからです。

そこで今回は、乳歯で注意すべき異常、それがもたらす永久歯への悪影響をわかりやすく解説します。

乳歯は永久歯よりもむし歯になりやすいため「いちいち歯医者さんに通わせるのは面倒」と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

6歳くらいになれば永久歯へと生え変わるので「それまで使えれば問題ない」と考えがちですが、それは大きな間違いです。

なぜなら、乳歯が健康に育ち、適切な時期に抜け落ちなければ、永久歯の正常な発育・成長も実現できないからです。

そのため、乳歯がむし歯になったら放置はせずに、できるだけ早く小児歯科を受診するようにしましょう。

乳歯は全部で20本生えてきますが、これが4歳、5歳になっても足りない、あるいは多すぎる場合は注意が必要です。

歯の萌出が遅れていたり、そもそも歯の本数に異常が見られたりすることがあるからです。

そうした乳歯の異常は、永久歯の萌出・発育を大きく妨げることがあります。

ただ、乳歯が適切な時期に生えているかどうかは、一般の人では判断できませんので、少しでも不安な点が出てきたら、当院までご相談ください

子どもの歯のトラブルとして意外に多いのが、乳歯の晩期残存（ばんきざんぞん）です。

本来は自然に抜け落ちていなければならない時期まで乳歯が残ってしまい、永久歯と同時に存在してしまうトラブルです。

この状態を放置すると、永久歯の歯並びが悪くなることが予想されるため、必要に応じて抜歯を行うことがあります。

ケースによっては経過を見ることもありますが、精密に検査してみなければ判断できないため、そのような症状にお困りの際は一度、当院までご連絡ください。

このように、乳歯のむし歯や萌出異常、歯数異常は次に生えてくる永久歯に深刻な悪影響を及ぼすことがあります。

早い時期から歯医者さんデビューすることで、そうしたトラブルの大半は未然に防ぐことができますよ。

新金岡駅 徒歩5分の【はやの歯科クリニック】なら女性の歯医者さんがお子さまの歯の発育をやさしくサポートいたします。