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赤ちゃんにむし歯菌をうつさないために。家族でお口のケアを

こんにちは。
はやの歯科クリニックです。
 
 

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌がいません。
 
しかも、3歳くらいまでに感染しなければ、将来もむし歯になりにくいお口になれることをご存知でしょうか?
 
無菌で生まれてきた赤ちゃんも、大人になるとお口の中に300~700種類もの細菌が常在するようになるのですが、それらはお母さんやご家族からうつります。
 
赤ちゃんを無菌で育てることはできませんが、むし歯菌の感染を遅らせることは可能です。お子さんが大人になって、むし歯に悩まされることのない健康なお口になるためにも、できるだけむし歯菌をうつしたくないですよね。
 

そのためにお母さんやご家族ができることを、お話ししたいと思います。
 
 

スプーンやタオルの使いまわしはNG

感染の窓」がひらくといわれる時期が、1歳7カ月〜2歳7カ月頃に当たります。この頃が、赤ちゃんが大人からむし歯菌をもらいやすい時期です。
 
家族が使ったものと同じスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、熱いものをフーフー冷まして食べさせたりすると、唾液の飛沫に含まれた細菌がうつります。
 
また、家族が顔を拭いたタオルを赤ちゃんに使いまわしても、お口の中の細菌がうつります。
 
お母さんやご家族が赤ちゃんに愛情を示すとき、お顔にキスしたり頬ずりしたりといったスキンシップをしますよね。そんなことからもむし歯菌がうつる可能性があるのです。
 
 

家族みんなでお口のケアを

むし歯菌をうつしたくないからといってスキンシップを避けると、赤ちゃんにストレスがかかり、情緒が不安定になってしまいます。

 

そんなことにならないように、赤ちゃんが生まれることがわかったら、早めにご家族全員でむし歯の治療や予防を行っておきましょう。
 
赤ちゃんを愛情豊かに育てるためにも、お母さんやご家族などまわりの大人たちが、ご自身のお口のケアを徹底することが大切です。
 
 
歯科へ定期的に検診&お口のクリーニングに通いながら、毎日の歯磨きにも力を入れてください。
 
歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、殺菌効果のあるマウスウォッシュなどを取りいれた予防ケアを継続しましょう。
 
 

はやの歯科クリニックでは、一人ひとりに合った効果的な予防ケアの方法をアドバイスしています。
 
ぜひご家族のみなさんでお口のケアにお越しくださいね。お待ちしています。